忍者は多くの戦記を見てみると、間諜(かんちょう)とか隠密など、通信者として広く土豪たちに利用されていた。そして、刀・槍といった武器以外にも、農具・工具といった道具を改良して、多くの効用を持つ忍器・忍具を開発していった。特に戦国期には、ポルトガルから渡来した鉄砲をいち早く取り入れた。それに独自の改良を加え、持ち運びが容易なように短くしたり、破壊力を増すために大型にしたり、またいろいろな火器・火術に活用し、兵法に組み入れたりしたことにより、諜報活動が飛躍的に進歩していった。この諜報術ともいえる兵法武術が忍術であり、忍者の起こりである。ここでは、忍術そして忍者がどのような背景から発生し、活躍していったかを解説しよう。
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