甲賀流忍術屋敷<滋賀県甲賀市甲南町>甲賀五十三家(甲賀忍者)の筆頭、望月出雲守の旧宅。忍者自身の住居として現存する日本で唯一の建物です。
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忍者コラム―CLUMN―
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  装束と変装
装束

忍者は普段家にいる時には一般の武士と同じ服装をしていたが、敵の状態を探りに忍びに出かけていく時は、テレビや映画に出てくるような黒装束であった。

情報を持って帰るのが役目の忍者は、できるだけ目立たない服装の方が良いと考えられ、表が茶染・柿染などの茶系統の色で、裏が黒かネズミ色の着物を着ていた。この上着の内側には物入れが作られていて、そこにはシコロ(小さな両刃の鋸)や三尺手拭などの細長い物を入れ、胸のところには銅製の鏡や渋紙・油紙・和紙などを入れ、防弾の役割もさせた。

身に付けているものは全てが敵の攻撃からの防御と、同時に攻撃の道具になるように、さまざまな工夫がなされていた。衣装一つを見ても合理性を追求した忍者の知恵が感じられる。


変装

忍者の衣装には黒装束の他にも、情報収集のために出掛けるときの「七方出(しちほうで)」という変装術用の衣装がある。この「七方出」のほかにも、連歌師や琵琶法師などにも変装していたし、ただ姿を変えるだけではなく、尺八を覚えたり、お経や呪術も学び、ときには方言までも習得するなど、怪しまれないためのいろいろな工夫や鍛錬にも努めていた。


商人
怪しまれることが少なく、品物を売り歩きながら
情報を収集できた。

ほうか師
現在の手品師のこと。
敵を油断させるのに都合がよかった。

虚無僧
編み笠をかぶっているので、顔を隠すことができた。

出家
お坊さんのことで、怪しまれにくく、
托鉢をしながら情報を集めた。

山伏
出家と同じように、人に怪しまれることが少なかった。

猿楽師
能役者のことで民衆に人気があった。
また猿楽の好きな大名に招かれることもあり、
敵城内を探ることもできた。

常型
普段の服装のこと。
今で言うリバーシブルの着物で、いざというときには
逆に着替えて敵の目をごまかした。


忍者コラム 目次
忍者の流派 忍者の歴史 忍者アラカルト
忍術と忍者の発生 甲賀忍者の歴史 1. 忍者ってかっこいい? 6. 忍者が育てた”くすりの里”
装束と変装 伊賀忍者の歴史 2. あなたの街にも忍術の流派が! 7. 甲賀の自然は薬草の宝庫
武器と道具   3. 忍者にスターはいない 8. 忍びの旅と言葉の壁
忍者の知恵   4. 消えていく忍者  
逸話の忍者 5. 忍者は週休二日制?  
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甲賀流 忍術屋敷>滋賀県甲賀市甲南町竜法師2331番
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